動作で悪化する腰痛と関係のする経絡とは？

腰痛と言っても様々なタイプがありますが、身体を動かした際に悪化する腰痛についてお伝えさせて頂きます。

例えば身体を前に曲げた（前屈）時に腰が痛い場合と、後ろに反らした（後屈）時に腰が痛い場合では原因が異なります。

東洋医学では身体の後面と外側が陽、身体の全面（一部例外があります）と内側が陰とみなし陰陽のバランスが保たれています。

日常のストレスからこれら陰陽のバランスが乱れてしまうと、特定の経絡の機能が低下します。

すると機能が低下した経絡と関連した筋肉や内臓の不調から特定の動作で痛みが起こるようになります。

動作別に関連の深い経絡とは？

前屈で腰が痛む時　膀胱経

膀胱経とは身体の後面の筋膜と関係か深く、膀胱経に問題が起こると前屈した際に後面の筋肉が引っ張られ痛みが生じます。

後屈で腰が痛む時　胃経

胃経は身体の全面の筋膜と脚の前側の筋膜と関係が深く、胃経に問題が起こると後屈した際に全面の筋肉が引っ張られ痛みが生じます。

側屈で腰が痛いむ時　胆経

胆経は身体の側面の筋膜と関係が深く、胆経に問題が起こると身体を横に倒した（側屈）した際に脇腹や骨盤ね外側に痛みが生じます。

腰を捻った時に腰が痛む時　肝経

肝経は身体の全面から脚の内側にかけての筋膜と関係が深く、肝経に問題が起こると身体を捻った際に腰の痛みが生じます。

どのように経絡を活かして腰痛を改善するのか？

痛みのある動作と経絡との関係性がわかると単純にツボを刺激して経絡を治療する事も出来ますし、その背後にある心理的ストレスによる影響にもアプローチする事が出来ます。

例えば拒否拒絶は胆嚢と関連し、好き嫌いの激しい性格だったりします。この様な場合は胆経に問題を起こしやすくなります。

ですから経絡を応用することでより原因除去に近い腰痛治療が行えるのです。

毎回同じ経絡に治療が必要な場合などは鍼灸や指圧だけでなく五行に基づいて深掘りする必要があるかもしれません。

この様な場合はタッチフォーヘルスの様なキネシオロジーや波動測定などを行える治療院などでチェックしてもらう事をお勧めします。