骨盤矯正で腰痛が良くなるみたいなキャッチコピーはよく耳にしますよね。
これって本当でしょうか?
骨盤矯正で良くなる腰痛はスポーツや怪我で骨盤が歪んでしまった場合のみです。
私が知る限り骨盤矯正だけで腰痛が良くなるケースはほんの一握りです。
結論から言わせて頂くと骨盤矯正は必要ですが、本来は腰痛を良くするためのテクニックではないと言うことです。
今回は骨盤矯正の本来の目的についてお伝えさせて頂きます。
骨盤矯正の本来の目的
東洋医学では生命力の源泉は胞中から起こるとされています。
胞中とは子宮のことで生命を宿す場所でもあります。
更に男性女性ともに骨盤の中心は子宮と前立腺と言った生殖器官に相当します。
骨盤に問題があると生命力の源泉の働きが弱ってしまい自分自身を治す力が目減りします。
骨盤矯正の本来の目的は骨盤のブロックを取り除き生命力の源泉を開くことにあります。
例えるなら水道の蛇口から水がチョロチョロしか出ていない状態から蛇口を全開にして意気よいよく水が出るようなイメージです。
骨盤矯正は生命力をあげるひとつの手段
オステオパシー界隈では骨盤の問題を残したまま施術を行うと非常に効率が悪いので治療初期の段階で必ず骨盤をフリーにするのがセオリーとなっています。
結局のところ施術の効果は患者さんの生命力に左右されてしまうので先ずは骨盤からって感じですね!
一昔前でしたら骨盤矯正で腰や首、肩の症状が良くなったかもしれません。
しかし現代人はそれだけでは良くなりません…
骨盤から発動した生命力を使って内蔵や神経などの問題を解消することも腰痛改善には欠かせない時代になってしまったようです。
痛くなってから骨盤矯正にたよるより腰痛などの不調が出ないようにケアするほうが大切かもしれません。
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