よく、大腰筋が硬く腰に負担がかかって腰痛になっているので、
「大腰筋を緩めましょう」という方法をよく見かけます。
写真のようなストレッチが一般的です。
大腰筋を緩めることで一時的に楽になったと感じるかもしれませんが、はたして次の日に腰痛が無くなっているでしょうか?
そもそも、大腰筋を緩める目的は腰痛改善よりも、
「足を動かしやすくする」
「姿勢を保つ」
など、動きを効率的にするために緩めることが多いです。
大腰筋を緩めてみても腰痛が良くならない場合は、他の部分に原因がある可能性があります。
実は筋肉が働くまでに身体の色んな所が関わっています。
なので今回は、
- 筋肉が動くしくみ
- 筋肉が発揮しやすいように日常で意識できることとは?
をお伝えしたいと思います!
筋肉が動くしくみ
わたしたちが行っている寝返りや立ち座り・歩き・ご飯を食べるなどあらゆる動きは、
大まかに
- 脳
- 脊髄
- 神経
- 骨
- 関節
- 筋肉
- 皮膚
が関わっており、これらがうまく連携することで自動的に動いています。
いくつか例を挙げてみると、
歩くときは、「右足だして、左足だして」と考えて歩かないですし、
何か目の前に障害物があったら危ない‼と判断して障害物を避けて歩きます。
これは、目や耳、皮膚などが外の情報をキャッチして、上手く遂行できるように、脳にこれらの情報が行くようになっています。
そして、脳から「こうしなさい」と神経を通って筋肉に命令が行き、目的を達成したりすることができます。
この経験の繰り返しで、だんだんパターン化されて自動的に動けるようになっていきます。
上の①~⑦が上手く機能するためには、
- 食事から摂る栄養
- 栄養を運ぶ血流
なども大切になってきます。
思考から身体の動かし方まで、習慣になっているので、無意識に行っていることが多いです。なので、痛みの原因となっているものにも気づきにくいかもしれないです。
ひとりひとり体質も、生活習慣も、考え方も同じパターンはいません。なので、腰痛の原因もみんな違います。
波動測定だと、客観的に原因がみれますし、前回と比較することで意外に上手くいってるんだっていうところもわかるので、わかりやすいかもしれないです🤓
腰に違和感あるくらいの時に対処してくださいね〜!
理学療法士の宜保です。
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木曜、日曜(9:30~18:00)が担当です。