坐骨神経痛は血管の調整が出来る様になれば改善します。
坐骨神経痛は神経が圧迫されて起こると思われていますが、実は血管が過剰に収縮する事で起こります。
血管を縮めたり、広げたりして血液をコントロールしている自律神経が今回のトピックである坐骨神経痛の鍵を握ります。
坐骨神経自体も細胞として生きていますから酸素と栄養がなければ生きていけません。
酸素と栄養は血液に乗って運ばれます。血管が縮んで血流が低下すれば酸素と栄養不足になり坐骨神経にとって死活問題になります。
なぜ血管が縮んでしまうのか?
その理由を紐解いて坐骨神経痛の改善法をお伝えしたいと思います。
自律神経の役割は血管をコントロールして血液の量を調節
自律神経は血管の幅を調整して体内の必要なところへ血液を集めます。
例えば、食事をする時には消化器に血液を集め、運動する時には筋肉にといった具合に今必要な箇所に血液を送ります。
自律神経の凄いところはこの選択を間違えることはありません。
ですから食事中に筋肉にせっせと血液を運んだりはしないのです。
血液は身体の使用頻度の高い場所に集まる性質があります。
考え事ばかりしていれば脳に、食べてばかりいれば消化器に血液が集まります。
ですから食事中に仕事の事ばかり考えたりせずにゆっくり味わって食べたいものですね。
自律神経が乱れる原因とは?
自律神経は長時間、長期間のストレスに適応出来ません。
さらに自律神経はマルチタスクが苦手です。
例えば坐骨神経に血液を送る必要があるのに、
- 過度のストレスに追われて筋肉が緊張
- 暴飲暴食で消化管もフル稼働
- 寝る間際までスマホで目を酷使
していると自律神経はストレス対応に追われて本来の目的である坐骨神経へ栄養を届けることが難しくなってしまいます。
すると坐骨神経は酸欠、栄養欠乏状態で炎症を起こします。
坐骨神経の痛みや痺れは『なんとかしてくれ』ってサインなのです。
自律神経を整えて坐骨神経痛を改善するには
基本が最も大切です
- 適度な運動
- 食事
- 排泄
- 睡眠
- 入浴
それでも良くならない時は内臓や脊椎を介した自律神経への治療がお勧めです。
本当は鍼灸やマッサージでもなんでも良いのですが、個々の原因を探求したほうが効果的ではあります。
自律神経は生命維持を最優先します。
感染や飢餓状態では身体の修復をしている場合ではなく坐骨神経痛が良くなりません。
皆さんの体には完璧な自己治癒力が備わっており、その力が発揮出来さえすれば坐骨神経痛は良くなりますので(^_-)
先ずは自律神経の負担を軽減し、身体を修復する余裕を与えてあげて下さい。
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