定説を疑う！腰痛に腹筋は効果があるのか？

腰痛の原因は「姿勢が悪い」「腹筋が弱い」からと、腹筋運動をされている方も多いと思います。

筋力トレーニングやストレッチは、怪我の予防や運動パフォーマンス向上、姿勢改善、リフレッシュなど、心身に良い影響を与えてくれることもたくさんあります。

ただ、痛みが変わらなかったり、悪化したりするようでしたら、無理して行わない方がいいと思います。 
この方法は「まずいよ〜」というサインかもしれないからです。

腰痛は「腹筋が弱いから、身体が硬いから」だけではないことも。

腰痛にならないために筋肉量は必要ですがバランスが大切です。
腹筋だけが強くてもアンバランスになり、かえって腰痛が悪化することさえあります。
筋肉に負担が重なったり、不良姿勢が続き腰痛になる方もいると思います。

しかし、全員が腰痛の原因が筋肉の弱さ、硬さがだとは限りません。

なぜなら、
・腹筋の弱い赤ちゃんに腰痛はありますか？
・ボディビルダーで腰痛もち
など、必ずしも筋肉量とは比例しないからです。

腰痛の原因は、ひとりひとり違います。

腹筋をやっても腰痛が良くならない時は他に原因がある。

腰痛がなかなか改善されない、色々な運動もストレッチも試したのに､､､､。

• 仕事を頑張り過ぎていませんか？
• 栄養はしっかりと取れていますか?
• 人間関係でストレスを溜め込んでいませんか？
• しっかりと休息をとっていますか？

先ずは基本的な事を変えてみる事をオススメします。

それでも良くならない場合は、腰に違和感があるくらいの時期に出来るだけ早く腰痛の原因から対処できるところで治療を受けて下さいね。

そして、腰痛が良くなった後に、また筋トレを再開するかどうか決めても良いかと思います。