意外と知られていませんが筋肉に痛みを感じる受容器(センサー)が無いことをご存知でしょうか?
痛みを感じるセンサーがあるのは
- 皮膚
- 筋膜
- 関節包
- 骨膜
- 硬膜
と言った筋肉や関節、骨を包んでいる袋状のコラーゲン線維です。
ですから腰痛を感じているのも皮膚や筋膜であって骨や筋肉ではありません。
今回は腰痛と関係の深い皮膚と皮神経についてお伝えしていきたいと思います。
皮膚と脳の繋がり
私達の皮膚は外界との境界であると共に、神経系に分類されます。
皮膚は脳や脊髄と同じ分類にはいり触圧覚、痛み、温度などを感じる神経が沢山あります。
皮膚をつねってみると痛みを感じますよね?
これは皮膚の痛覚センサーが働き、脳へ信号が届き痛いと感じるからです。
脳は常に皮膚からの情報を処理しており快適なのか不快なのかをモニターしています。
例えばマッサージが気持ちいいとか、汗をかいてベトベトして気持ち悪いと言った具合に色々な情報を感じでいる訳です。
そして皮膚に張り巡らされた【皮神経】が脳と皮膚をダイレクトに繋なぎ情報のやり取りを行います。
皮膚の異常が痛みのセンサーの誤作動を起こす
腰痛患者さんは腰からお尻にかけての皮膚が硬くなっています。
正常な皮膚 指で軽く摘めて痛みも感じません
異常な皮膚 皮膚が癒着し摘みにくく痛みを感じる
これは皮膚の血流低下や脂溶性毒素沈着によって痛みを感じるセンサーが過敏になり腰の痛みを感じやすくなった状態です。
皮膚を柔らかくして腰痛を改善する方法
基本は解毒
運動やサウナで発汗する事で皮下組織の毒素が排泄できます。
そして何より新たに毒素を取り込まないことが大切です。
皮下脂肪には主に脂に溶ける毒素が溜まりますので、石油由来の化学物質である
- 農薬
- 保存料
- 食品添加物
は是非とも避けたいところです。
解毒の際に注意して頂きたいことは毒素を処理する臓器である肝臓や腎臓をサポートする事と、良い油とミネラルの補充です。
皮膚由来の腰痛であれば、排毒と補充が上手く出来ると皮膚が本来の柔らかさを取り戻し腰痛が改善して行きます。
腰まわりの皮膚を摘んでみて「硬いな」「痛いな」って方は是非やってみて下さい。
東洋医学では皮膚は五行の金と対応し肺、大腸と関係します。
波動測定で皮膚の状態を確認してみるのも良いかもしれませんね!
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