皆さんは腰痛になりやすい人ってどんなタイプだと思いますか?
一般的には「腹筋や背筋が弱い」「姿勢が良くない」「身体が硬い」が腰痛になりやすいと思われるかもしれません。
しかし、実際の腰痛患者さんは姿勢も綺麗で身体も柔らかいなんてことは良くある事で、
筋肉量や柔軟性との相関関係が見られないんです…
逆に筋肉ガチガチで身体も硬いのに全く痛みのない人も居ます。
このことから腰痛とは筋肉や骨格の問題だけで起こるのではないことが分かります。
では、何が腰痛の引き金になると思いますか?
実は最近の研究で感情の抑制が腰痛の原因であることが分かってきました。
脳は抑圧した感情に意識が向かないように痛みを使って身体に意識を向けさせるよう仕向けるのです。
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その際に標的になりやすいのが腰、肩、臀部の筋肉になります。
ギックリ腰の様に急激な痛みを経験してしまうと「また痛くなったらどうしょう」と誰もが不安で仕方なくなります。
そんな辛い腰痛ですが、統計的に腰痛になりやすい人となりにくい人の違いが分かってきました。
腰痛患者さんに共通する特徴とは?
腰痛を訴える患者さんはとても真面目な方で多いのが特徴的です。
勤勉で良心的であると同時に、競争心旺盛で目的達成能力が高い傾向があります。
ですから男女問わず経営者やアスリートの方は腰痛に悩まされることが良くあります。
普通であれば真面目で良い性格がなぜ腰痛と関係するのかかと疑問に思いますよね?
この答えを知るためには不安と怒りや劣等感について考える必要があります。
競争心、目的達成能力の裏側にある劣等感
要するに人は不快な感情を抑えるために何かしらの行動(反動)を起こすと言う事です。
例えば、劣等感を払拭するために仕事で成功して優越感を味わうと言ったように。
この誰もがもつ感情の表裏の関係性がバランスよく機能していれば腰痛を起こす事はないのですが、真面目が故に頑張りすぎてしまう訳ですね。
そして体力、精神の限界が来た時に腰痛が起こります。
脳は不快な感情ではなく痛みに目を向け(防衛反応)させようとする訳です。
私自身、劣等感の塊の様な人間でしたから良く分かります…
内面にある不快な感情なんて誰もが見たくない訳ですが、今の自分の行動パターンはそこから来ていると言っても過言ではないでしょう。
自分の内面に気がつくことで腰痛が改善するケースは良くあることです。
身体が腰痛を使って気を紛らわせずに良くなるからです。
もしマッサージや筋トレ、ストレッチをしても腰痛が良くならない場合は内面の感情に目を向けて見ることをお勧めします。
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